予防歯科と食生活の関係


2025.8.1

予防歯科と食生活の関係

虫歯や歯周病を防ぐには、歯科医院での定期的なケアだけでなく、毎日の食生活を見直すことも大切です。口内環境は食事の内容や食べ方によって大きく左右され、健康な歯を維持するためには、バランスの取れた食習慣が欠かせません。

食事によって変わる口の中のサイクル

糖分や炭水化物を摂取すると、口内の細菌が酸をつくり、歯の表面を溶かします。しかし、唾液の働きにより酸が中和され、歯は自然に修復されます。この酸性と中性のサイクルを整えることで、虫歯のリスクを減らすことができます。そのため、だらだらと長時間食べ続ける習慣は避け、規則正しい食事が推奨されます。

予防歯科をサポートする食生活のポイント

間食は時間を決めて
頻繁な間食は口の中を酸性状態に保ちやすく、虫歯を招きます。甘いものを食べると虫歯になるというよりも、酸性状態が続く時間が問題なのです。間食の時間を決めて、食後はしっかり口腔ケアをする習慣をつけましょう。
よく噛んで食べる
噛むことで唾液の分泌が促され、口内の洗浄効果や酸の中和が期待できます。食材を大きめに切ったり、歯応えを残して調理することで、自然と咀嚼回数が増えます。
歯を育てる栄養素を意識する
カルシウムやビタミンA・Cを含む食品(魚介類・乳製品・緑黄色野菜など)は、歯の形成や歯茎の健康を保つのに役立ちます。また、ごぼうやレタスなどの食物繊維は、歯の表面をきれいに保ち、唾液の分泌にも効果的です。

まとめ

予防歯科は、歯科医院での専門的なケアだけで完結するものではなく、食習慣や生活習慣との両輪で初めて効果を発揮します。毎日の食事を意識することで、虫歯や歯周病になりにくい口内環境をつくることができ、健康な歯を長く保つことにつながります。

定期健診や治療のご予約はお早めに!

お口の健康を守るため、定期的なメンテナンスや早期の治療がおすすめです。
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