タバコを吸っていたら歯周病になりやすい?


2025.6.2

タバコを吸っていたら歯周病になりやすい?

タバコの煙には多くの化学物質が含まれています。その中でもニコチンや発癌性物質などの有害物質は200~300種類と言われており、口腔内にも悪影響を及ぼします。
そのため、歯科医院で禁煙をすすめられた方も多いのではないでしょうか。今回はタバコと歯周病の関係について解説します。

タバコが歯周病(歯槽膿漏)を悪化させる理由

ニコチンによる血管収縮
ニコチンにより歯ぐきに酸素や栄養を送る血管が収縮してしまいます。
酸素欠乏
煙に含まれる一酸化炭素は、歯周組織を酸欠状態にします。この状態は歯周ポケット内の細菌が繁殖しやすい環境です。
プラークが歯に付着しやすい
タバコは唾液の量も減るためプラークが歯に付着しやすくなります。プラークが増えることで虫歯、歯周病にもなりやすくなります。
口臭の原因になる
ヤニの成分タールやニコチンで口臭がきつくなることがあります。また、歯周病も口臭の原因となります。
歯肉が黒くなる
メラニン色素が増加し、歯ぐきが色素沈着を起こすこともあり、黒ずんで見えることもあります。

禁煙は効果がある?

禁煙することで歯周病のリスクは減少します。また、歯科医院で歯周病治療を行っても禁煙しなければなかなか治りません。

定期健診や治療のご予約はお早めに!

お口の健康を守るため、定期的なメンテナンスや早期の治療がおすすめです。
気になる症状や、久しぶりの健診をご希望の方は、ぜひお早めにご予約ください。

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